■令和8年1月16日 更新
ごあいさつ
令和7年度の茨城県公立高等学校事務職員研究会総会におきまして、会長を仰せつかりました、つくば特別支援学校の速水(ハヤミズ)です。
茨城県公立高等学校事務職員研究会の発展と、本県教育の充実に寄与できるよう、関係各位並びに会員の皆さまのお力添えをいただきながら、微力ながら努めてまいります。
本会は「会員相互の緊密な連携の下に、学校教育事務の能率増進について研究し、もって学校教育効果の進展に寄与すること」を目的としております。
これまでも、歴代会長をはじめ担当委員の尽力により、その活動は脈々と受け継がれてきました。
しかし、他県に目を向けますと、全国の約3割の都道府県において事務職員活動が休止している状況にあり、その数は今後も増加することが見込まれております。
休止に至る要因は一つでは無く、かつ複合的であると思われますが、大前提として改革の波の中、任意団体としての在り方が問われているのだと感じております。
一方、東京都のように事務職員会の必要性を再認識し、再開した地域もあります。
また、休止県においても事務長会を中心に、「人のつながり」を意識した取組を復活させる動きがあると聞いております。
これらの事例は、たとえ多忙な時代にあっても、事務職員会の存在意義が失われていないことを示唆しているものと捉えております。
ただし、意義があると言っても、その活動はあくまでも会員のニーズに応えたものであるべきで、現在の組織及び運用がそのまま妥当性を得られていると考えるべきでは無いと思っております。
このような背景から、今年度の活動テーマを『破天荒』とさせていただきました。
近年では「型破り」「豪快で大胆」という意味で用いられることが多いようですが、本来の意味は、中国・宋代の説話に由来し、「今まで人がなし得なかったことを初めて行うこと」という説が有力だそうです。
私が意図するところはそのどちらでも良く、「従来には無い大胆な発想で新しい事業あるいは組織を作っていくこと」にあります。
私自身、長年にわたり事務研にはお世話になっておりますが、時代の変化や働き方改革への対応が求められる昨今において、この組織を次世代に繋いでいくためには、多少の改革では到底足りないのだという危機感が根底にあります。
すなわち、今後も事務研組織を継続していくためには、「事務研は当然存在するもの」という認識を改め、事務研組織や活動の必要性を明確に説明し、具体的な行動と成果をもって、その価値を証明することが必要であり、そのためには組織や活動をよりバージョンアップする変革が求められると考えております。
『破天荒』と言う言葉は、ややセンセーショナルで、先鋭的すぎるとのご批判もあるかと存じます。ご意見は真摯に受け止める所存ですが、従来の方法論に拘泥しないという、自身への戒めと覚悟を示すキーワードとして敢えて掲げることで、「退路を断って行動に向かう」という姿勢で臨んでいる点についてはご理解をいただけると幸いです。
また、この変革の享受者は「未来ある若者」であることは言うまでもありませんが、その若者たちの意思と行動にも期待をしたいと考えております。
最後になりますが、変革に向けた取組はもちろん、今年度の事務研活動についても、本部・支部を問わず皆で協力し、予定された行事を一つずつ実行し、本会の目的達成のため尽力してまいります。
会員の皆さまにおかれましては、ご多忙な毎日とは存じますが、本会事業への積極的なご参加とご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
茨城県公立高等学校事務職員研究会 会長 速水 崇行